シラスバルーンの“シラス”とは

“シラス”とは

およそ2万5千年前の旧石器時代、鹿児島の錦江湾の北部には姶良火山があったと言われ、この姶良火山が歴史上類をみないほどの超巨大噴火を起こしました。
この白色の火山噴出物が集積した地層を「シラス」と呼んでいます。これがシラスバルーンの原料となりました。

「シラス」は台地や丘陵地を形成しており、化学成分は比較的安定しているという特徴がありますが、鉱物成分や粒度組成は産地によってかなりの差があります。

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シラスバルーンとは

シラスバルーンとは

シラスバルーンは、シラス中の火山ガラスを選別、乾燥させ高温で熱処理すると、火山ガラスの粒子が発砲して微細な中空状の発砲粒となります。この中空状の発砲粒子を用途に応じて比重別または粒度別に分級し調整したものをシラスバルーンと呼んでいます。

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シラスバルーンの特徴

  • 不活性で他の中空体に比べ、耐酸・耐アルカリ性に優れ、ガス発生がない
  • 不燃性で軟化点が高く、耐火・断熱性に優れている
  • 独立気泡をもち、粉末状なので比重が小さい
  • 混合性・流動性に優れ、有機質・無機質材料の軽量化等、複合材のフィラーとして最適

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シラスバルーンの性質

  • 粒度:5〜500μm
  • 吸湿量:0.08%(24時間・重量%)
  • 熱伝導率:0.05〜0.07kcal/m-h-℃
  • 軟化開始温度:850〜1000℃
  • 融点:1200〜1300℃
  • 強度:80〜100kg/cu(2分間静水圧をかける)

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シラスバルーンの化学成分

SiO2 AL2O3 Fe2O3 Na2O K2O I gloss
75〜77 12〜14 1〜2 3〜4 2〜4 2〜5
顕微鏡写真×80
顕微鏡写真×80
(バルーン破壊写真)
電子顕微鏡写真×1,100
電子顕微鏡写真×1,100
壁厚さ電子顕微鏡写真×5,000
壁厚さ電子顕微鏡写真×5,000

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シラスバルーンの種類

特徴 平均粒径60μmを中心にしたバルーン 平均粒径170μmを中心にした白色バルーン 平均粒径40μmの比重の大きいバルーン
外観 粉末状/淡黄色 粉末状/白色 粉末状/淡灰色
粒度 5〜150μm 10〜500μm 5〜150μm
比重 0.18〜0.4 0.18〜0.4 0.3〜0.4

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シラスバルーンの比重

壁厚さ電子顕微鏡写真×5,000

右の写真は、シラスバルーンと炭酸カルシウムの同一重量における 容積を比較したものです。大きな差があることにご注目下さい。
サイズ・形・様々な種類を用意しております。

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その他特徴

「シラスバルーン」は、人口器機には真似できない特徴があります。
自然素材の特徴でもありますが、空気中の状況によってイオンを変化させることができます。つまりマイナスイオンによる効果が期待できるのです。

この理由によって、シラスバルーンを使った建材が注目を浴びているのです。

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